「ここにも色んなカレーがあるけど僕が再現したいカレーとはちゃうねん。でも思い出の味をもう一度食べたい。……そしたら色々とな、諦めがつく気がしたんや」
年齢:精神年齢20代
性別:男
血液型:O
誕生日:7月14日(前世のもの)
身長:177cm
出身地:神産みの土地(今世)
一人称:僕
二人称:呼び捨て、親父
「白永くんはいっぱい食べたい」のキャラ。
三章から登場する保存の神。
変わり者として有名で、わざわざ鬱蒼とした森の洞窟を改造して住んでいた。
理由あってのことだが天界に住む他の神にはあまり理解されず、一部の気の合う神とは仲良くしていたが他は積極的に絡みに行くことはなかった。
とある研究のために引き籠っていることが多い。
だからといってコミュ障というわけではなく、何なら白永より常識人な大人。
便利さのためならちょっとした発明も行なう。
レイトの家には遠隔式の呼び出しベルや移動用カートなどが設置されていた。
気の合う神には芸術の神ニッケも含まれ、お互いに気の置けない関係のようだ。
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■口調など
「~や、やろ、やん、なんか? なん?」
関西弁。
一人称が僕なのも相俟ってあまりキツくは聞こえない。
どちらかといえばツッコミ担当。
とある件から白永のことを「親父」と呼ぶ。これは親子的なものではなく上下関係的なもの。
■外見など
水色の髪に銀色の目。
サイドヘアーのみ長い三つ編みにしている長髪。
モノクルは視力が悪いわけではなく湿度や気温などをリアルタイムでチェックできる優れもの。
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■能力・特技
様々なものを保存できる力を持つ。
対象は食物に限らず推進力など目に見えないものも可能で、任意のタイミングで解放もできるようだ。
ただし無限に保存できるわけではなく、過度に行なうと大変疲れる。
恐らくそれを無視して保存し続けると堕ちる原因になる可能性があるが、まったく保存しないのも役目を果たしていないと判定されるかもしれないため注意が必要である。
■友好関係
森に引き籠り変わり者として扱われていたレイトだが、人見知りせず大らかな部分もあるため友人が0というわけではない。
特に相性の良いものとは友好的な関係を長い期間築いており、特に芸術の神ニッケとは気安い関係である。
家に入れてもてなすこともあるようだ。
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※ここよりネタバレ含む
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■正体と本名
レイトも白永と同じ転生者で、前世は日本の関西出身だった。
本名は冷戸保(れいと たもつ)であり、今世では苗字由来の名前を名乗っている形になる。
ただし本名で呼ばれていた期間よりレイトと呼ばれる期間のほうが長くなったため、今では違和感すらないようだ。
元々はごく普通の二十代の会社員だったらしい。
死因は関西から雪国へ出張に出たところ、雪で見辛くなっていた川に落ちたこと。
家族を残していくことになったためしばらくは辛い思いをした。
今も夢に見るほどトラウマだが、寒さで当時のことを思い出してしまうことがあっても「レトルトカレーをもう一度食うためなら!」と乗り越えた。
■好きなもの
・ウマイヤの激盛り濃厚チキンカリー 中辛
■苦手なもの
・寒い場所や泳ぐこと(前世の死因に関わるもの)
■名前の由来
(※由来はメタ的なものです)
レイト(冷戸)→冷凍庫、冷凍、冷凍食品
保→保存、レトルトの保つイメージ
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■人間関係
・白永
友人、恩人。
同じ故郷を持つ神ということで親近感を抱いており、白永たちの傘下に入ってからはボスという意味を込めて『親父』と呼んでいる。
ツッコミ役に回ることも多め。
・ニッケ
神として転生してからできた友達。
破天荒な性格に振り回されがちだが嫌ではないようだ。
ニッケの持つ男女どちらの姿とも馴染みがあり、接し方は変えない。