「もしもこの目標が珍しいのだとしたら、皆があまりしたことがないことを楽しんでるってことになります。それってとても……お得じゃないですか?」
年齢:外見年齢10代(実年齢は静夏たちより上)
性別:女
血液型:AB
誕生日:16月30日(日本の暦換算では4月30日)
身長:156cm
出身地:ベレリヤ フォレストエルフの里「ミストガルデ」
一人称:私
二人称:~さん、お姉ちゃん
ピックアップイラスト
「マッシヴ様のいうとおり」のキャラ。
フォレストエルフの少女(外見年齢。ただし長命種は精神年齢が外見に寄りがちなので表現は少女でも問題ない)
平均値だが魔法弓術の心得があり、リータの魔法弓術は弓矢ごと魔力で形成するタイプ。
緑の炎を纏った火属性。
魔力操作が上手いが威力に難があり、それを克服する方法を模索していた――が、旅の中で戦闘を繰り返したりヨルシャミに鍛えてもらった結果、並みの魔法弓術士が見たら怯えそうな才能を開花させた。散弾もお手の物。
物語中盤からは歩く砲台じみている。
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■口調など
「~です、ですね、ですか?」
「~だわ、なのね、なの?」
姉以外には敬語。
敬語もたまにところどころ崩れたり表現が少し俗っぽいことがある。
■外見など
ふわっとした薄茶の髪に赤い瞳。
センターの前髪が緩くクロスしていることが多い。
姉妹で似ていないように見えるが、サイドヘアーと目の色は姉とお揃い。
隠れ巨乳。
強気な表情をすることがあるが基本的には朗らか。
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■好きなもの
・家族、仲間
・サルサム
・幼い頃に読んだ絵本(ここに登場するテイマーに憧れており、伊織に惹かれたきっかけの一つにもなっている)
・美味しいもの
■家族構成
ミュゲイラは姉。
姉に対しては少し口が悪くなるが、本心では姉のことが心底心配。
姉共々幼い頃に両親を失っており里の孤児院にいた。
形見の桜色の珠がついたペンダントを所持している。
母はメオリア、父はリズ。両方とも事故で亡くなっている。
■能力・特技
フォレストエルフ(フォレストエルフとエルフノワールの二種)の特徴として耳が良い。
本人はそこまで大食いではないと思っているが、里で控えめな食生活をしてきたせいか食べられる時はもりもり食べる。
食いしん坊。
両親のいない中、猪突猛進な姉の世話を焼いた結果『母親』のような役割に慣れてしまった。
裁縫が得意で趣味でもあり、スピードと正確さはプロ級。上質な服を一晩で仕上げたこともある。
それ故に王宮のメイドたちから『裁縫マイスター』と呼ばれているようだ。
観察眼があり、気にかけている相手や話し相手の思考を先読みして返答することが時折ある。
代表的なのがヨルシャミの気持ちを言い当てた時や、探りを入れるサルサムとの会話の時等。
……が、しかしいくら観察眼があってもポンコツなところがあるため、深読みしすぎて暴走することも。
それを如何なく発揮し、一時期ネロも伊織のことが好きなのだと思っていた。
かなりの健脚で筋力は姉ほどではないが持久力がある。
歩いたり走ったりの他、披露する機会は少ないものの水泳のセンスもあるようだ。
■恋愛観
本編の途中で伊織に自然と恋心を抱くが自分の恋には疎く、それより先にヨルシャミから伊織への気持ちに気づいて応援していた。
自覚してからもそのスタンスは変えず、むしろ恐ろしく前向きに『自分の納得する形で諦める』ことを目標に据える。
更には一回限りの初恋の失恋そのものを楽しもうとしている。
ポジティブおばけ。
その後紆余曲折あり、自分を支えてくれたサルサムが気になるようになった。
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■人間関係
姉。
ミュゲイラの行動力の高さに振り回され尻拭いをさせられることが多かった。
ただし姉妹仲は良く、姉の幸せを心から願っている。
・伊織
憧れ強めの初恋の相手。
しかし想いを伝えずに前向きに諦める選択肢を選んだことでポジティブおばけと化す。
仲間。
リータもヨルシャミを大切に思っており、彼のためにひっそり悟られないよう身を引く決心をした。
持ち前の才能とヨルシャミの指導により戦闘面において大幅な成長を遂げる。
・サルサム
仲間、恋仲。
親近感のある仲間からスタート後、紆余曲折あって(そして長い時間をかけて)くっつく。
互いに察する力が高いが故に勘違い事故が起こりに起こりまくった。
「甘え下手な長男と姉を甘やかす妹」「面倒見の良い兄と甘え下手な妹」という相性の良い組み合わせでもある。
仲間、年上の女友達のような存在。
ペルシュシュカがオネエな時も男口調な時もガードが緩いが、これは恋愛対象として見ておらず純粋に友情や仲間意識を抱いているから。
サルサムとの関係成立の恩人でもある。
友達。
過ごした時間は短いが仲良しの友達としてお互い大切に思っている。
再会した際も話が弾んだ。
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※ここよりネタバレ含む
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■魔法弓術
リータの魔法弓術は魔獣だけでなくヒトですら殺傷するのに威力が足らない代物だったが、これは体内の魔力を操る技術が不足していたため。
ヨルシャミに指南を受け、実戦を重ねるうちに魔力の手綱を握るすべを会得した。
その結果、矢の高威力化・散弾や単発の切り替えなどを行なえるようになり、任意のタイミングで矢を爆ぜさせるなど応用による新技まで作り出す。
もちろんこれをヒトが食らえばひとたまりもない。
魔獣相手でも大変効果的である。
最終的に高威力広範囲の散弾、しかも移動も可能という敵に回したくない歩く固定砲台と化し、聖女一行の強力な戦力となった。
■次世代編
次世代編ではサルサムと結婚し大家族のお母さんになっている。
長命種は子供が出来にくい&子孫を増やすことに人間ほど積極的ではない気質なので大家族はレア。
「やっぱ人間ってコエ~……」とミュゲイラは言っているが甥姪が多いのは嬉しい様子。
なお片方が人間でも出生率は『同種相手より少し高い』程度なのでサルサムが何かこう色々強い。
▼次世代編の人間関係
・サルサム
旦那、仲間。夫婦仲は至極良い模様。
リータの外見に変化はほぼないが、種族差からサルサムだけが順当に老けている。
父子に間違われることもあるがリータから素早く訂正しているようだ。
・子供たち
子煩悩だがやや厳しい。姉に対するムーヴと似ている。
相手の機微を察することに秀でているが、同じ気質の子供は相手側も上手く隠すことがあるため、十分に活かせず異変を見逃すこともあった。
友人、戦友、仲間。
最終戦後も親しくしている。
ただし子育てと魔獣の残党狩りと仕事に追われ、なかなか会えないことも多かったため末っ子のリアリスは二人をあまり知らない。
なお、ミュゲイラが伊織の母の静夏と婚姻したため、リータも伊織たちとは親戚ということになる。
親友。
セラアニスは家族の話を聞くのが好きなようで、時折リータの家を訪れてはお喋りに花を咲かせている。リータも相手の土産話を聞くのが好き。
子守りを手伝ってくれることもあり、リータはとても助かっているようだ。
姉。
ミュゲイラが静夏やバルドと暮らし始めてからも「迷惑かけてないかな」「ちゃんとやってるかな」と田舎の母のような心配をしていた。
だが昔よりは信頼しているようだ。