メルキアトラ

「たまには兄らしいことをさせてくれ、オリヴィア」

ピックアップイラスト

「マッシヴ様のいうとおり」のキャラ。

ベレリヤ国の第一王子で長子。

妹のオリヴィアやリアーチェと同じ黒髪と橙色の瞳の組み合わせをしている。

基本的に頼り甲斐のある兄だが箸が転がっても笑うのではないかと疑うレベルの「げら」であり、笑いすぎたことにより呼吸困難に陥って吐くこともある。

頭の回転は早いが、そのせいかよくわからない笑いのツボも持っている。

妻との間に娘のアトリがおり、アトリはメルキアトラ初登場時の段階でまだ赤ん坊のため本編には未登場。

政略結婚に近いがお互いに納得済み。

子供の頃に誘拐されたことがあり、その際ゴリラ似の犯人がバナナを食べている様子を見て呼吸困難に陥るほど笑ったエピソードがある。

なお、この誘拐事件をきっかけに知り合ったのがペルシュシュカ。

「アナタ女装が似合うわね！」と気に入られてしまったが、彼のことは若干苦手なものの良い関係を続けていきたいと考えている。

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■口調など

「～だ、だな、なのか？」

敬語はあまり使用しないが声音に圧はないため怖い印象は与えない。

■外見など

長い黒髪に橙色の瞳。

王子様らしい雰囲気を持つが笑うと台無しである。

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■能力・特技

笑いの沸点に難はあるものの一通りの帝王学は叩き込まれており、どこに出しても恥ずかしくない王太子だと言われている。

有事には国王代理として余裕を持って振る舞うこともできるようだ。

ただし両親と同じく普通の人間であり、弟のシエルギータやイリアスのように魔導師の才能は持っていない。

剣の腕はなかなかのもので、魔法が絡まなければ騎士団長をも負かすことがある。

■家族構成

父：アイズザーラ　　母：ミリエルダ

妹：オリヴィア、リアーチェ

弟：シエルギータ、イリアス

妻：リリアティエ

娘：アトリ

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※ここよりネタバレ含む

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■人間関係

・静夏

妹。

思わぬ再会をしたが甥にも会えて嬉しい。

静夏は年若い頃から比較的ムキムキしていたため、今の肉体を見てもメルキアトラに戸惑いはないようだ。

・伊織

甥。

伊織が目覚めてから王都ラキノヴァへ向かうまで会ったことがなかった。甥だが弟のような気分で接している。

・ペルシュシュカ

恩人。

幼少期の誘拐事件の際に世話になったが、それがきっかけで気に入られ事あるごとに女装をねだられるため少し苦手。

ただしメルキアトラとしては良い関係を築いていけたらいいなと考えている。

・シエルギータ

弟。

戦闘狂の気があるので少し心配だが、理性的であり聞きわけも良いため信頼はしている。

・イリアス

弟。

世話のかかる子ほど可愛い法則が発動しているが、イリアスの立ち振る舞いはいつか正さなくてはと思っていた。

・リアーチェ

妹。

理知的で可愛いがたまには兄に甘えてほしいなとメルキアトラは思っている。