ナスカテスラ

 

「俺様を頼るなんて見る目が! 二億個くらいあるね!!」

 

年齢:少なくとも1500歳越え

性別:

血液型:О

誕生日:6月21日(日本の暦換算)

身長:189cm

出身地:ベレリヤ ベルクエルフの里「ラタナアラート」

 

一人称:俺様

二人称:呼び捨て、許可されたあだ名、名前の短縮形


ピックアップイラスト


マッシヴ様のいうとおり」のキャラ。

 

王都ラキノヴァで宮廷魔導師をしている天才的な治療師(回復魔法特化型魔導師)

ただしナスカテスラは回復魔法以外も十二分に使用でき、自身に継続回復と強化魔法や風魔法の補助をかけて近接で戦うことも得意としている。

他種族からは『ベルクエルフらしい戦い方』とよく評される。

 

回復魔法だけでなく通常の医学も重視して治療にあたる。

ただし性格は興味を持ったもののためなら礼節度外視で動く行動力モンスター。王族相手でも怯まない。

唯一頭が上がらないのは実の姉だけだが、怒った姪もちょっと怖い。

 

風の噂ながら千年前のヨルシャミとその持論を知っていた。

 

ベルクエルフであり、髪と目の色は種族に多いもの。

三種あるエルフ種の中で一番短い耳と回復魔法が得意な点も特徴のひとつ。

 

ベレリヤの王都の多重契約式結界にも参加している。

多重契約結界に王族以外で参加させてもらえるのは珍しく、王族からの信頼の厚さが見て取れる。

 

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■口調など

「~だね!! ~だよ! ~なのか?」

 

大声がデフォルト。感嘆符は場合により増減。

伊織曰く「グラウンドの端から声をかける時に使う声量」

 

意識的に声量を控えることもできるが、そうすると舌足らずでたどたどしくなってしまう。小説上での表現はセリフのひらがな化。

これは過去に受けた呪いにより自分の声のみが聞き取りにくくなっているから。

大声を張り上げないと自身に聞こえないので話す時に難が出る。

 

■外見など

ハネた黄緑色の髪の毛。長髪で後ろで一本に縛っていることもある。

緑の瞳。高身長故に伏せ目・見下ろしがちな目付き。

 

眼鏡のレンズには薄い紫色がのっている。なお近眼である。

耳飾りなどの装飾品も好むが、特に決まったものでなくてもいいらしい。魔力安定用ではなく装飾用。

 

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愛称

ナスカ、ナスカ先生、ナスカ大先生、ナスカおじさん(叔父さん)

大先生は呼ばれる確率が低い。

 

■好きなもの

・知的好奇心を満たせるもの

・応援したくなる若人

・ハーブ煙草(ミント系。ただし故郷以外では禁煙中)

 

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■性格

竹を割ったような性格で、気が合いさえすれば付き合うのは苦ではない。

だが王宮の人間は大体が彼の尻拭いの経験があるため距離を取っている。

 

時折無意識におじいちゃんムーヴをすることがあり、久しぶりに見た同族に「どこの里の子だい?」と訊ねたのもそれによるもの。

また、数字を用いた表現をする際に大袈裟に言いがちな癖がある。

例:「このコーヒーには砂糖が三千個入っている!」→「このコーヒーには砂糖が三個入っている!」

 

誤解されがちだが好奇心が勝っていなければ平和主義者で危険な場所も避けるし危ない目にも遭いたくない。

これに関して本人は「貴重な薬草とか未知なる魔法とか危ない場所に多いのがいけないんだよ!」などとのたまっている。

 

■能力・特技

前述の通り医学を織り交ぜた回復魔法が得意。

原因を特定しピンポイントな回復をするという手法をよく用いる。

回復魔法を使う前に様々な問診、検査を行なう傾向が有り、検査に関してはわりと強引な手も使う。

回復魔法が効きにくい伊織には手こずった。

 

なお、ナスカテスラの回復魔法は麻酔効果が強く、回復しきっていなくても痛みを感じにくい。

 

水と風属性に適性が高く、これは種族全体の傾向でもある。

近接戦闘をする際は強化魔法を用い、関節が駄目になるような攻撃をしても瞬時に癒せるためトリッキーな動きをできるらしい。

水の剣や水を圧縮したものを飛ばすことも可能(ランイヴァルの上位互換)

 

本編中でとある理由から召喚魔法も会得した。

 

■弱点

高い身長のため弄られ慣れていないこともあり耳が弱い。

なお性的な意味ではなく少し引っ張られただけでも痛がるの意。今のところ引っ張るのは姉くらいである。

姉本人のことも弱点であり、大抵尻に敷かれている。

 

近眼であり眼鏡がないと物が見づらい。

近眼は怪我や病認定されないため回復魔法が効かないものの一つである。

 

ペルシュシュカに気に入られているが、女装をさせられた上にがっつり見られるので彼に苦手意識を持ちつつあるようだ。

 

■家族構成

父母(多分生きている。実家にはいない)

姉:エトナリカ

姪:ステラリカ

 

長く生きているが結婚したことは一度もなく、子供もいない。

姪が子供みたいなものだと思っているが、どちらかといえば子供っぽいのはナスカテスラの方である。

 

 

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※ここよりネタバレ含む

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■過去

ベレリヤ国の王族の先祖と友人だった。

現在王都に留まる理由をいくつか上げ連ねているが、友人の子孫のために一肌脱いであげてるという面もある。

一般人の血筋はよく見失うが、世襲制の王族なら早々見失わないのも大きい。

 

なお、たんまりとあるスペアの眼鏡は王族の友人が転生者もしくは転移者の知識を使って作ったもの。

王家関係者を表す王家の紋章と特殊な魔法をかけてナスカテスラにプレゼントした。

スペアが多いのは「自分が死んだ後もナスカテスラが不便にならないように」と友人が気を遣った結果であり、そんな友人が予想した通り現在は当時ほどの精度での眼鏡製造はできなくなっている。

 

■経歴

主に第961話で描写。

250歳の頃に両親が里へ帰ってこなくなったため、外の世界に興味を持ち旅立つ。

しばらく一人旅をした後、旅先でエトナリカと再会し姉も後から旅立っていたことを知った。

そのまま姉弟の二人旅をし、この間にハルバード使いのベルクエルフ姉弟として各地で暴れ回る(「若い頃にヤンチャしていた」はこの辺り)

ある地域の英雄、ネランゼリやその仲間(クズレイン、セロア)などとも会っている。

 

旅の中でエトナリカが伴侶を見つけ、妊娠を機にラタナアラートへ戻りナスカテスラは一人旅を続行。

その後友人をはじめとする様々な人と交流しつつ知的好奇心を満たしながら各地を渡り歩き、時折故郷に戻っては姉の元へ顔を出していた。

 

ある時エトナリカからステラリカを託され叔父姪の二人旅に。

再び様々な場所へ出向いた後、ラキノヴァで起こった事件を解決した縁で宮廷治療師となる。

なお呪いを受けたのはラキノヴァに留まるより前である。

 

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■人間関係

 

エトナリカ

姉。

エトナリカが成長してから出来た弟のため、エトナリカはナスカテスラを赤ちゃん時代からバッチリ知っている。

姉御肌であるエトナリカには頭が上がらない。基本的には仲良し姉弟。

 

ステラリカ

姪。助手。

姉の娘のステラリカを弟子として連れ歩き旅をし、途中で助手に昇級させている。

振り回しているが実の娘のように可愛がっており、ステラリカ関連でとある誤解をした際は挙動がおかしくなった。

 

シャリエト

応援したい相手。

ナスカテスラはシャリエトの健康状態を気にかけているが、大声と圧から彼には苦手とされている。

お互い第一印象が最悪だった。打ち解けてからは良い関係を築いている。

 

伊織

応援したい相手、患者。

初めは患者として接し、問題解決後はアドバイス等を与える大人のポジションで伊織を支えた。

伊織が成人したらオススメの煙草の吸い方を教える約束をしている。孫のように見ている節がある。

 

ネロ

応援したい相手。

ネランゼリの子孫だと知ってから先祖の色んな話を聞かせてあげることに。

伊織と同じく孫のように見ている節がある。