「私は非戦闘員ですよ、期待しないでください」
年齢:外見年齢20代
性別:男
血液型:AB
誕生日:18月3日(日本の暦換算で6月3日)
身長:185cm
出身地:ベレリヤ
一人称:私
二人称:呼び捨て
ピックアップイラスト
「マッシヴ様のいうとおり」のキャラ。
ナレッジメカニクスの幹部の一人。
主に機械に関する技術に長けており、数百年は生きているが幹部の中では古株でも新人でもない中間くらいの在籍期間。
種族は人間。
インドア派だが研究に絡むことで必要があれば出て行くようだ。
クールな面持ちに反して興味の対象外のことはとことん面倒臭がる。怠惰の塊。
ただし受け持った仕事はなんだかんだで可能な限りこなす。
睡眠は基本的に削るものだと思っているが、やりたい事がない時は起きていても暇なので積極的に寝ているらしい。
風呂すら面倒くさがることがあるが、取り返しがつかなくなる前にパトレアにより放り込まれている。
散髪も時折パトレアに頼んでいる模様。
食は元から理由あって細い方だが、今は延命装置の影響で輪をかけて食べない。
しかし好みとしてはオムライスは嫌いではない。
延命装置を埋め込んだ手術痕はニルヴァーレよりはやや小さめ(千年前のものと比べて延命装置が改良版のため)
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■口調など
「~です、ですね、ですか」
基本的に敬語、もしくはやや砕けた敬語。部下に対しても同一。
後述の左目の使い過ぎで頭がぼーっとしている時は子供っぽい口調になり返事も「うん」等になる。
■外見など
水色の目と明るい青色の長髪を持つ男性。
左目に眼帯をしている。時々別の眼帯に換えているらしい。
髪が長いのは散髪が面倒臭いから。
どちらかといえば細面。
舌はつぎはぎだが味覚はある。
胸元の手術痕は延命装置によるもの。
加えて舌、延命装置、義眼はすべてシァシァの技術によるものである。
非戦闘員を名乗るが弓矢を扱っていた関係上、腕の力はある上に体幹もしっかりしており体力にも問題ない。
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■目標
非人道的な要素を含む作業も出来る環境の維持。
とある事情から研究・開発が生き甲斐になり、それが手放せなくなったタイプ。
しかし長く生きたことにより感情が鈍くなり、上記の生き甲斐すら無条件に楽しめるものではなくなってきている。
今までの救世主と少し異なる聖女一行にはどこか期待しているようだ。
また、ナレッジメカニクスを表向きは利用し合える場所として見ているが、無意識の内に離れ難い自分の居場所として認識している節がある。
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■能力・特技
採取したデータの記入・整理が上手い。
ただし手書きを好むためデータの共有には再度PCに打ち込む作業が必要。
上記の手書きデータに添えるイラストは写実的。
なお魔導師の才能はないため魔法は使えないが、第三者の魔法を借りることで自分の作品に組み込むことができる(下記『魔法植付』参照)
【情報スキャン】
延命処置を受けた際にシァシァから「オマケ」として左目を機械・魔法式の人工眼球に置換されている。
その人工眼球により障害物がない環境で数百メートル離れた対象からでも様々なデータを取得可能。
サイズ・温度の測定から攻撃の速さ、癖の検出など。赤外線などの可視化も可能。
ヨルシャミやシェミリザの目には敵わないが魔力の流れも見ることができる。
【魔法植付】
機械に属するものと他者の魔法を融合させる技術。
自分の魔法でもないのに行なえる人間は今のところセトラスのみ。
【弓術】
昔とった杵柄。
ナレッジメカニクスに入ったのは弓を用いた戦闘要員としてスカウトされたのがきっかけだが、組織内の技術力の高さを目の当たりにし、方向転換して今に至る。
現在は銃なども得意だが戦闘は嫌い(平和主義ではなく単純に面倒)
この影響か非力に見えてオルバートを抱えられる程度の筋力はある。
弓の師は亡き実母で、その後は独学で才能を発揮していた。
なお、実母の弓の師は彼女の友人でもあるフォレストエルフの女性である。
【機械類の開発・修理】
即興で行なえるほど熟練しているが、シァシァのように『部品がないはずなのに何故か組み立てている』という異様な器用さはない。
セトラス曰くシァシァの技術力は「化け物」
この呼び名はセトラスが努力型の天才であり、どうやっても簡単には真似できない感覚型の天才に対する感情の発露でもある。
■セトラスの作品
パトレアの両脚(ジェット器官込み)
地下室の球体型防衛装置
ナレッジメカニクス内で使用している一部の機器(他の幹部が作ったものも多い)
シェミリザのとある依頼品
ライフルや拳銃
etc.
※自分の作品を他者に変質させられることを嫌うため、作品にはセトラス独自の刻印が必ず入れられている
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■人間関係
組織のボス。
お互い信頼しているというよりはビジネスライクな関係。
だが時折オルバートの方から父親じみたムーヴがある。
・パトレア
部下。
とあるハイトホースの集落から拾ってきた。疑似父子に近いが互いによくわかっていない。
セトラスはパトレアを作品扱いすることがあるが、パトレアもセトラスの最高傑作になりたがっているので特に問題はないようだ。
・シァシァ
同じ幹部という地位だがシァシァの方が立場は上と認識している。
ただし別に尊敬はしていないし敬ってもいない。技術だけは認めている。
同じ組織の幹部。
必要があれば協力するシンプルな関係だが、長く共にいるためそれなりの小言を口にしたりはする。
ボスの側近。同僚という認識ではないが敬ってはいない。
何かと絡んでくるので少し苦手としている。
同じ組織の幹部。
実力はあるが変態という認識。セトラスとしては苦手な手合いらしい。
敵。
珍しくセトラスが勧誘しに行った際にナスカテスラからめちゃくちゃおちょくられた上に断られた過去がある。
敵。
とある戦闘で命懸けの死闘を繰り広げるはめになり、ちょっとした因縁がある。
その戦闘以降、セトラスはペルシュシュカにあまり近寄りたくないようだ。
敵。
とある戦闘で苦い思いをさせられたため目の敵にしている。
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※ここよりネタバレ含む
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■出自
数百年前にベレリヤ国内にあったとある街の出身。貴族。
存在そのものを義母に疎まれ、事故を装い毒を盛られ舌と左目の殆どの視力を失う(小食の原因)
実の父と兄はセトラスに対して無関心であり、義母の凶行を止めなかった。
成長後も異母兄弟に弓の腕を妬まれ、義母と同じく事故を装い左目を物理的に失うことになった上、愛用していた弓を奪われ改造される。
これはのちの『自分の作品を変質させられること』への忌避感の原因になっている。
シァシァの勧誘に乗った際は弓を用いた戦闘員としてだったが、組織入りしてから出会った機械学等の知識に魅せられ非戦闘員に転身。
ただし現在も狙撃を含む『何かを狙って撃つ』行為に優れている。
なお、家族への仕返しはしたが間接的である。
■性格
本人も自覚しているが、相手の善悪に関わらずある程度一緒にいると情が湧きやすい性格。
自覚しているからこそ素っ気なく振る舞っているところがある。
現に少年~青年期のセトラスは自分を無下にする家族に何度も裏切られながらも見限りきれないでいた。
パトレアに関しても人体実験用の材料狩りとして襲った集落でたまたま見つけ、両脚の悪いハイトホースという『救いようのなさ』に同情し自分を重ねて拾ってきた。
ちなみに王族の親戚筋に当たるため、ほぼ他人ではあるが伊織や静夏とは恐ろしく遠い親戚ということになる。
■精神退行時について
セトラスは本編の途中、とある理由で一時的に精神が退行した。
その際の精神年齢は前述の毒を盛られた前後のものであり、口調も通常とは異なる。
幼いが分別はある程度ついている。
大人になってからの記憶はいくつか残っているものの、精神年齢が低いため理解しきれていないことが多い。
たとえば何かを組み立てて作り上げた記憶があっても、何をどう使いどのような技術を用いてそれを成したのかさっぱり理解できないようだ。
紆余曲折あり髪の長さもその頃に近くなったが、時間の経過により元の長さに戻った。
精神退行中は子供らしく屈託のない笑顔を浮かべたり泣きべそをかく。
単にカメラアイの使い過ぎでぼうっとし、幼稚な喋り方をしている際にはあまり出ない特徴である。
これは使い過ぎが原因で幼稚になっていても、その時の精神年齢は大人のままであるため。
とはいえ大人の精神で考えていることとはチグハグな反応をしてしまうことも多かった。
洗脳された伊織の『家族ごっこ』により兄さんと呼ばれていたが、精神退行していることもあり扱いは兄というより弟。
その経験を退行から回復後も覚えていたため、前述の性格も相俟って伊織を兄弟のように感じ始め絆されている。