シァシァ

 

「やだなァ、コレは善意だヨ!」

 

年齢:外見年齢20代

性別:

血液型:

誕生日:12月24日

身長:188cm

出身地:晋藍国(しんらんこく)

 

一人称:ワタシ

二人称:~君、呼び捨て、愛称


ピックアップイラスト


マッシヴ様のいうとおり」のキャラ。

 

ナレッジメカニクスの幹部の一人で、首魁のオルバートを除くとシェミリザの次に古株。

そのためオルバートのことを「オルバ」と親しげに呼んでいるが、本心からの感情が伴っているかは不明である。

長命種のドライアド(正確には東ドライアド)

 

かなりお調子者でフリーダムなムードメーカー且つトラブルメーカーといった振る舞いをするが、根っこの部分は冷徹な面がありつつも子供好きな性格をしている。面倒見も良いがナレッジメカニクスでそれを発揮する機会は今までほとんどなかった。

 

漢字で書くと夏夏。

東の国出身で漢字の文化があるため、セリフ上で伊織たちのことは「イオリ」ではなく「伊織」表記になっているが、発音は微々たる差しかない。

 

誕生日は他のキャラと違い多くの国で採用されている120ヵ月1セットではなく、故郷が日本と同じ12ヶ月1セットでカウントする。

そのためプロフィールの誕生日は日本の暦換算ではない。

 

ナレッジメカニクスではスカウトマンの役目を積極的に買って出ているのか、度々伊織とヨルシャミを勧誘しに現れる。

幼い頃のニルヴァーレを勧誘したのも彼だが、ニルヴァーレには「声をかけてきたのがシァシァだった」と認識されていなかった。

 

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■口調など

「~だネ、だヨ、なのかな?」

 

一部のみカタカナ表記のカタコト。

すべての語尾がカタカナになるわけではない。

「コト、アレ」等もカタカナになることが多い(必ずではない)

 

実際には流暢に喋ることができるが、とある理由から意図的にカタコトにしている。

ただしこの口調でいる期間が長かったため、完全に偽ったものだとは言いきれない。

 

■外見など

モスグリーンの髪と目。

開眼するタイプの糸目で、どちらかというと狐顔。

 

毛先の切り揃えられた長髪を長い一本三つ編みにしている。

常に同じ耳飾りをしており、何か加工しているのかこの耳飾りは汚れることがない。

頭には小さなオレンジ色の花がいくつか咲いており、金木犀に似た香りがする。

 

橙色のネイルをしている。

左胸の下にホクロがある。

 

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■好きなもの

・ロボやメカ

・子供

 

■嫌いなもの

・人間(純粋だったり素直な人間は嫌いではない)

・洗脳や催眠

 

■シァシァの作品

・延命装置

セトラスの舌と義眼(カメラアイ)

・数々の精密機器

・助手ロボット

・重力制御装置

・認識阻害装置

・羽虫型小型カメラ:バグロボ

・人型巨大ロボット:イーシュ

etc.

 

※なお、重力制御装置や認識阻害装置などは個人所有であり幹部仲間にシェアはしていない

 

■画力

本人談ではセトラスよりは下手、ニルヴァーレよりは上手。

ただし写実的で上手い人間と絵本のような画風の人間という両極端のため想像がつきにくい。

シァシァ本人に自覚はないが、画材に関わらず墨画のような雰囲気の絵になりがちらしい。

 

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■東ドライアドの生態や風習

髪に生えた花や葉に痛覚はない。

この花や葉にまつわる文化が多く、代表的なのが同色のマニキュアを塗ること。

これは大体15~16才頃に初めて施す。親が塗ってやることが多い。ペディキュアは個人の自由だがシァシァは塗っている。

また、この時使用するマニキュアはあまり他人には触らせない風習があるようだ。

 

▼頭の花や葉について

ドライアド同士だと頭の花について言及するのは親しくなってから。

 

花や葉の種類は個人によるが、香りのある花を持つ者が多いのでドライアドにお香等の文化はあまり根付いていない。

子供に花や葉が生えるのは生後半年~1年ほど経ってから。

初めて落ちた花や葉のことを「乳花(にゅうか)」と呼び、抜けた乳歯のように扱う(葉でも乳花と呼ぶ)

 

このように頭の花や葉を大切にしている傾向があるが、自然と髪から落ちても特に気に留めないようだ。

ただし落ちたものを抜け毛扱いすると謎の逆鱗に触れる。

なおそれらを生えている状態で傷つけられると普通に怒るが、人間でも髪を傷つけられれば怒るので同じようなものである。

 

▼耳飾りについて

ファッションとして付けている者も多いが、人間でいう結婚指輪のような使い方もされる。

東ドライアドからすればいつも同じものを付け続け大切にしている様子を見ると「あの人結婚してるんだな」と思うらしい。

シァシァの耳飾りは後者。

 

 

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※ここよりネタバレ含む

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■過去

出身は東の大陸にある晋藍国(しんらんこく)

元妻帯者の未亡人。亡妻の名前はイーシュエ

 

才能を受け継いだ娘がいたが、それを利用された上に妻も失い、国への不信感を越えた復讐心から当時の国のトップとその周辺の人間を皆殺しにして出奔している。

数千年前のことだが長命種は過去の記憶が色褪せにくいため、今も人間が大嫌い。

カタコトで茶化すのもベレリヤ等の共通言語を教えたのが人間だからである。

 

それでも当時よりは大分丸くなっており、伊織を唆しつつも同情している面もある。

人間でも子供であれば手にかけないが、ナレッジメカニクスが子供を実験材料にしても侮蔑しつつも止めることはなく、同じ穴の狢という自覚はあった。我が子と重ねて見てしまった伊織に対しては異なる反応をしている。

 

物語の途中から不死鳥とした約束を守るため、不死鳥の炎の一片を封じたペンダントを首から下げている。

 

同じナレッジメカニクスに所属していても人間である限り心から好んではいないらしく、提供する技術もわざと面倒なデメリットを付けている節がある。

特に人間しか施していない延命処置が顕著。

本来のシァシァの技術力ならもう少しハイグレードなものが作れる上、傷跡も残さない方法がある。

 

表向きは天真爛漫なので素の様子は表にはあまり出さないが、地雷を踏むと出ることが多い。

 

■本来の口調

「~だ、だろう、じゃないか」

流暢に話す際は突き放した雰囲気の口調になりがち。

故郷では中国語に酷似した言語を話しており、現在も素が出たり同郷のペルシュシュカと言い合う際は母国語が出ることも。

 

結婚前のシァシァ。

三つ編みにしておらず、耳飾りも付けていない。

基本的にムスッとしている。 

 

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■血筋由来の催眠魔法

血筋に由来する強力な催眠魔法を使用できるが、本人はこれが好きではない。

代償として肉体の一部を持っていかれるものの、代わりに魂に影響する魔法に対する耐性が高い伊織にさえ通る。

 

なお、この「代償支払い」により肉体の各所が欠損しており、機械に置き換えている影響で体重が重い。

 

伊織(もとい伊織を模した不死鳥)に催眠魔法をかけた際に腕を一本持っていかれている。

現在の生身部分は全体の50~60%といったところ。

『何』に持っていかれているかは伏せているが、デメリットを課した強化方法由来なので、その『何』かと特別な契約をしているわけではないようだ。

上位存在的な『何』かが居るとしても、それは恐らくただの代償の処理係として選ばれただけの生き物だろう。つまり本編に関係はない。

 

催眠魔法の使用中は瞳が緑の同系色を使った万華鏡のように変化する。

この目を見せながら3カウントし、実際の催眠術のように言葉を用いて誘導していく。

 

■洗脳された伊織に対して

娘を重ねてしまい苦悩するが、ある事件をきっかけに吹っ切れた後は伊織の「パパ」として振る舞うようになる。

呼び方も「伊織君」から「伊織」に変化。

オルバートから持ち掛けられ秘密のパパ友なるものになるが、初めは若干引いていた。

 

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■人間関係

 

伊織

敵対勢力の子供、勧誘対象、我が子。

バイクへの興味から始まり、同情から疑似親子の愛情へと変化している。ギャップが激しめ。

現在は伊織のモンペのようになっているが、本来の親である静夏と比べて一線を引いているところも。

 

オルバート

ボス、パパ友。

ビジネスパートナー、良くて腐れ縁のように接していたが伊織の洗脳後はひょんなことから秘密のパパ友になり戸惑う。

双方必要なら本気で殺し合うことも可能。

 

ヨルシャミ

勧誘対象。

ヨルシャミが協力を嫌がって最終的に脳移植されたことは知っているが、今一度スカウトを試みていた。

見た目に関わらず男性として接しているため名前も「ヨルシャミ君」呼び。

 

ペルシュシュカ

同郷の同族。

故郷にいる頃からシァシァはペルシュシュカを自ら進んで人間にすり寄る東ドライアドの恥晒しとして認識していたことと、ペルシュシュカがシァシァを煽ることから仲が悪い。恐らくしがらみが無くても性格の相性が宜しくないようだ。

 

ローズライカ

苦手な人物。

 

ローズライカの掲げる思想とシァシァの機械技術の相性がすこぶる悪く、日単位で付きまとわれエンドレス説教をされたことがあるため苦手としていた。