劉乾(リュウチェン)

 

「オレの方が実力があった。オレの方が宮廷魔導師に相応しかった。ここでユリアを見つけたら……そう認めさせた後に全身を薄く剥いで部屋中に貼り付けてやるんだ。贅沢な壁紙だよ、楽しみだなぁ……」

 

年齢:27才

性別:

血液型:

誕生日:9月10日

身長:188cm

出身地:

 

一人称:オレ

二人称:呼び捨て


ピックアップイラスト


暗渠街の糀寺さん」のキャラ。

 

隠世堂の拗らせ系天才魔導師。

元々の性格も相俟って宮廷魔導師の座を奪った(と劉乾は思っている)柚良=魔導師ユリアに執着している。

努力家で向上心も高いが倫理観が欠如しており、己の成長のためなら犯罪も厭わない。

そのため暗渠街とは水が合う様子。

柚良に執着していると同時に強さを認めてもいるため、乗り越えるべき大きな壁として見ている節もある。

 

人にものを教えている時間を自分の勉強時間に充てたいタイプだが、その反面人にものを教えるのは上手い。

ただし教えられる側が劉乾の異常性や刺々しい態度を気にしないなら、である。

 

暗渠街へ来る前は犯罪を犯しつつもリゼオニア帝国で比較的真っ当な魔導師として暮らしていた。

 

--------------------

 

■口調など

「~だ、だよ、だな、だろ?」

敬語はほとんど使わないが、権力を持つ者に正式な場で会う場合は使用することがある。

 

 

■外見など

黒寄りの赤髪に金色の目。三白眼。

目にハイライトは基本的に入らない。

両目の下に泣きぼくろがある。

 

ケープの鈴は真後ろ合わせて九つあり、とある目的のために付けているため音は鳴らない仕様。

ファッションにはあまり気を遣わない。

 

--------------------

 

■目標

『柚良を見つけ出して勝利した上で自分を認めさせて殺すこと』

 

柚良と戦えるなら駒として利用され死ぬことも厭わない。

劉乾のこの動機を隠世堂に入る際に浩然も把握しており好きにさせている。

 

■好きなもの

・魔法とそれに関する能力の鍛錬

・人に認められること

・クルミなどのナッツ類

 

--------------------

 

■能力・特技

以前から得意だった火、水、風の三属性の攻撃と自己強化魔法に加えて現在はありとあらゆる痕跡を消すステルス魔法を習得している。

このステルス魔法は暗渠街へ堕ちる前に西の大国との戦争に出ていた際、遠征先の一族が守っていた魔導書を読み解いて会得したもの。

その際に魔導師を守っていた一族は劉乾に皆殺しにされた。

 

【ステルス魔法】

五感だけでなく己に付随するもの、例えば影や動いたことによる空気の揺らぎすら誤魔化す高度なステルス魔法。

使用者本人からそれらの感覚がなくなるわけではない。

元は西の大国に住む一族秘伝の魔法。

 

【自己強化魔法】

対象は使用者本人に限るが他者対象の強化魔法より強力なものを付与可能。

劉乾の自己強化魔法は柚良に匹敵する威力と継続時間が特徴だが、柚良よりややコスパに劣る。

 

【三属性の攻撃魔法】

火、水、風。

通常の魔導師は一属性。劉乾はこの三種を意図的に混ぜて使用可能で使い勝手がいい。

ただし攻撃魔法に限るため、防御に活かす場合は攻撃を当てて相殺や妨害という形になる。

通常の防御魔法は使えるが不得意。

 

--------------------

 

■人間関係

 

柚良

一方的に宿敵として見ている相手。

その一方で実力を認めており、どうにかして自分という人間を認識させ柚良にも認めさせようとしている。

 

浩然

劉乾を隠世堂にスカウトした人物。

信頼もへったくれもないが、どちらかといえばビジネスライクな関係。

 

メタリーナ

紆余曲折あり浩然から世話を押し付けられた人物。

劉乾としては面倒極まりない。

 

・クメスフォリカ

同じ組織に所属する人物。

実力は認めているがウワバミな酒飲みで生活にだらしないのが気に食わない。