「僕はレネ・アルバボロス。ラスティ・アルバボロス公爵の三男だよ」
年齢:14才→17才
性別:男
血液型:AB
誕生日:2月10日(日本の暦換算)
身長:155cm(14才)→175cm(17才)
出身地:海沿いの大国アシュガルド アルバボロス公爵領 領都アルトフット
一人称:僕
二人称:呼び捨て、~さん
「ヘーゼロッテ・ファミリア!」のキャラ。
個人の魔法の適性検査、そして各家門の家系魔法の調査・詳細の情報管理を担うアルバボロス家の三男。
アルバボロスはヘーゼロッテと同じく公爵の位を持っている。
アルバボロス家がその立ち位置でいられる公正さの源ともいえる『嘘を嫌う』という一族の本能的性質をあの手この手で誤魔化している。
ただしまだ子供、つまりまだ未熟なアルバボロスだからこそ誤魔化せている部分があるため、成人後はどこまで誤魔化せるか不明。
レネ本人は可能な限りヘルガの力になりたいと考えているようだ。
興味を持った対象には矢継ぎ早に質問する癖を持つ。
そのせいで引かれることも多かったが、ヘルガは順番にしっかりと答えてくれるため気に入っている。
また、訊ねたことにすぐに答えてもらえるおかげか一気に質問する悪癖は途中からましになった。
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■口調など
「~だよ、だね、だろ、だね、なのか?なのかな?」
人懐っこい印象のある口調。
ただし口調による印象は外見による印象に相殺されている。
相手により敬語を使用。
■外見など
暗い紫の髪に薄紫の目。
どこか油断ならない雰囲気を纏っており、人を陥れる悪役のような顔に見えることがある――が、性格は善人。
誤解されやすい外見の一族として彼らをよく知る人物には理解されている。
初登場時は14歳の少年だが、物語の進行に合わせて成長していく。
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■能力・特技
家系魔法については後述。
身体能力は年相応だったが、17才の時点で剣術を習い始めたため向上しており、スパルタ気味な稽古にもついていっている。
地頭が良く人脈作りに長け、子供ながらに様々な情報を持っていた。
知りたくなったらトコトン調べる性分。
レネの手帳にはびっしりと文字が書き連ねられている。
■好きなもの
・目新しい情報
・ヘルガ
・芸術的なもの
■苦手なもの
・嘘
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■家系魔法について
相手の情報を読み取ることができる魔法。
読み取れるのは主に魔法に関することで、個人情報は通常は読み取れない。
14歳の段階ではまだ未熟なため使用できないようだ。
相手の情報は使用者にのみ見えるスクロールが現れ、その中に記されている。
■出身地について
レネが生まれたアルトフットはアシュガルドにあるアルバボロス公爵領の領都である。
芸術に重きを置いた街であり、石畳ひとつ取っても並べ方が美しい。
何代か前の領主が多数の芸術家のパトロンになるほど芸術を好んでいた影響で、今も街の住民に愛され旅行客の目を楽しませている。
住宅街ですら路地に架かるアーチ状の橋や明るい色の家屋の壁など見どころがあるようだ。
交易も盛んであり、各地の果物や織物など交易品を見つけやすい。
また、絵画を扱う店も徒歩圏内に数軒見られるほど多い。まさに芸術の街である。
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■人間関係
・ヘルガ
協力している相手。パートナー。
初めはアルバボロスとして、交流を重ねた後はレネ個人として大切にしたいと思っている。
・アロウズ
一部の秘密を共有する相手。ヘルガの父。
レネは物怖じせず会話し、その際は敬語を使用する。
・メラリァ
ヘルガの姉。
敵対しているわけではないがメラリァからは敵視されているようだ。
・ラスティ
父親。アルバボロス家の当主。
親子仲は良い。
・ロジェッタ
母親。ヘルガの母の友人。
お節介が多いことには思うところがあるものの、ヘルガに協力する際に最大限に利用している。
・ドラミニク
一番目の兄。
・アダルブレヒト
二番目の兄。
・アートゥ
ハルアモニア学園で出来た学友。
情報提供者の側面が強いがアートゥ本人も了解しており、提供が不用になった後も関係をポイ捨てすることはなかったため付き合いが続いている。
・アルノルド
アートゥと同じく学園で出来た学友。
地位と美貌からぼっちだったアルノルドにレネから声をかけたのがきっかけ。