「気を遣わせてごめんよ、いやぁ今日が楽しみでなかなか眠れなかったから寝不足でね」
年齢:30代
性別:男
血液型:A
誕生日:6月14日(日本の暦換算)
身長:182cm
出身地:海沿いの大国アシュガルド
一人称:僕
二人称:呼び捨て、親戚には「義兄さん」など
「ヘーゼロッテ・ファミリア!」のキャラ。
主人公ヘルガの父親であり、彼女の命を狙う人物のひとり。
普段は優しい父親でヘルガに危害を加える様子は微塵もなく、むしろ子煩悩で親ばかな性格をしている。
小さな子と話す時はしゃがんで目線を合わせるタイプ。
超が付くほどのうっかり屋で、その短所が暗殺に関する一族の手紙をヘルガに見られるヘマに繋がった。
反面、剣を使わせると見事な剣技を見せる。
読唇術や足音を消すすべも持っており基礎能力は高め。
ある一族の出身で、一族の悲願がヘーゼロッテ家への復讐だったため、それを果たすべく婿養子として潜り込んだ。
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■口調など
「~だ、だよ、だね、なのかい?」
穏やかな口調。
素の口調は粗野だが、十数年間この喋り方をしていたため現在は演技ではないらしい。
目上の人間には敬語も使用する。
■外見など
クリーム色に近い金髪と緑色の目。
アシンメトリーなインテーク。
カラーリングは娘のヘルガとそっくり。
年齢より若く見られる美男子。
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■好きなもの
・家族(ヘルガ、メリッサ、メラリァ)
・あつあつのココア
・お酒(家では必要最低限しか飲まない)
■苦手なもの
・家族が傷つくこと
・アニエラ
・ツンとする辛み(胡椒やスパイス系は大丈夫)
・フェイント攻撃
■家系魔法
影を操る魔法。
――とアルバボロス家には届け出ているが、潜り込む際に偽っているため本来の性質はやや異なる。
婿入りの際に封じられたため、ヘルガに遺伝したのはアロウズとしても想定外だった。
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※ここよりネタバレ含む
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■過去について
自業自得ながらヘーゼロッテ家により落ちぶれた貴族の子孫だが、アロウズが生まれた頃にはすでに落ちぶれていたため貴族の暮らしは知らなかった。
汚れ仕事をしながら生きていたため、生来の性格と口調は粗野で荒っぽく短気。
裏社会での二つ名は『ベンダロスの狂犬』であり、戦闘も現在のように長剣よりも短剣や暗器を使ったものを得意としていた。
アロウズの本来の名前はアロウズ・ファスタリア。
従姉弟のアニエラによく訓練をつけてもらっていたが、フェイントに弱く勝てたことは少ないらしい。
一族の教育により見たこともないヘーゼロッテ家に憎しみを募らせていた。
しかし長年家族として接するうちにおかしいのは自分の一族だと悟り、一族と家族の間で板挟みになって苦しむことになる。
現在も裏社会とのパイプを保っており、信頼できる人間には自分の正体を知らせているが人数はそう多くはない。
スラムにある酒場の主人とはギスギスしているが信頼はしている友人関係。
■過去の口調
「~だ、するな、しろ、なのか?」
粗野だが命令形で簡潔なことが多い。
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■人間関係
・ヘルガ
娘。第二子。
自分にそっくりなことも含めて溺愛しているが、家系魔法を二つ持っていることが不幸を呼ばないか心配している。
反面、一族から指示された『見せしめに家族の目の前で殺す方の娘』であり、決断できずズルズルと決行までの期日を延ばしていた。
・メリッサ
妻。
メリッサはヘーゼロッテ家の直系でありイベイタスの一人娘だったため、ヘーゼロッテ家に潜り込むために利用した。
だが現在はベタ惚れもいいところであり、娘二人共々大切にしている。
・メラリァ
娘。第一子。
妻にそっくりなことも含めて溺愛している。
アロウズは平等に愛情を注いでいるが、メラリァは嫉妬深い性格故か満足しておらず、そのせいでヘルガに敵愾心を向けていた。
・アニエラ
従姉弟。
復讐を終えた暁には結婚し、本物の家族になって一族を復興させることになっていた。お互い恋愛感情はない。
武器の使い方を教えてくれた師匠でもある(年齢差はあまり無いがアニエラの方が筋が良く、早くに武器の扱いを覚えた)
・イベイタス
義父。
復讐対象だったが家庭内では尊敬する対象として振る舞っていた。アロウズはイベイタスの計画や忌み子については知らない。
・レネ
ヘルガについた悪い虫……と思っている節もあるが、自分の正体を伏せてくれている協力者としても見ている。
ただし娘を泣かせたら容赦しないぞという圧も向けているようだ。