飯豊白永(いいとよ しろなが)

 

「フードファイトは皆にとって神聖な戦いなのかもしれないけれど、料理を作ってるのは人間だよ」

 

年齢:精神年齢16歳

性別:

血液型:

誕生日:11月30日(前世のもの)

身長:167cm

出身地:神産みの土地(今世)、日本 東京(前世)

 

一人称:

二人称:~さん、呼び捨て


ピックアップイラスト


白永くんはいっぱい食べたい」のキャラ。

主人公。

 

食事を最も重要視している異世界(世界名は作中には出てこないが「セムフィースト」)に『食事の神』として転生した少年。

 

元は日本の高校生。

ある日天涯孤独の身になった際、施設に入る前に自分へのケジメとして父との思い出がある山に登ったところ遭難して餓死した。

元から健啖家であったことと餓死のトラウマから『食べること』へのこだわりが強くなっているが、負の方向にではない。

 

食事の神を自陣に取り込もうとする夜の女神スイハの過干渉に嫌気が差し、人間の住む地上に降りてきた。

その後は正体を隠し、用心棒として食事処デリシアの世話になる。

本名はこの世界では目立ってしまうため「シロ」と名乗っている。

 

神の肉体になってからは耐久度が半端ないこともあり、大抵のものは際限なく食べることが可能になった。

その気になれば人間も食べれるが、精神は至って普通の人間のため恐らく実行することはない。

 

この世界の『神様』は物事を司り管理している身近なもの、というよりは『人間ではないもの』で『祟る』タイプの概念。

白永は人間からの転生者なので『色々逸脱した人間』に近いが、食に関することで怒らせるとわりと怖い。

本人にそのつもりがなくても対象を怯えさせてしまう。

 

精神年齢は16才なのでお酒はまだ飲むつもりはないが、恐らく高確率でウワバミ。ザル。

 

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■口調など

「~だ、だな」「~です、ですね、ですか?」

 

初対面の人や目上の人には敬語、年下や親しみを持っている人には崩れた口調。

敵対している相手にも口調は崩す。

 

なお地の文の語りでは呼び捨て多めである。

 

■外見など

白い髪に緑色の目。

神々には絶賛されるが白永的には「お米の神様みたい」

 

前世よりも顔の作りは整っているらしい。

 

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■好きなもの

・食べること

・コムギ、テーブリア村の人々

 

飛び抜けて好きな好物があったはずだが転生時に忘れてしまった。

 

■苦手なもの

・空腹感

・食べ物を粗末にすること

 

■能力・特技

前述の通り、大抵のものは食べることが可能。

肉体も人間とは比べものにならないくらい丈夫になったが、この世界には暴力が存在しないのでもっぱら落下ダメージの軽減などに活かされる。

なお、身体能力そのものは常人と変わらないようだ。

 

神気を使うことで野生動物やモンスターを威圧したり、動物との簡単な会話が可能。

この神気は意識的に広げたり伸ばしたりすることができるが、コントロールには気を遣う。

神気による会話は精霊相手には行なえない。

 

 

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※ここよりネタバレ含む

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■人間関係

 

コムギ

恋人、理解者。

明るく前向きなところを可愛いと感じ、好意を持っている。二人とも無自覚でいちゃつく。

白永はこの世界の常識に疎く、コムギは色々教えることになるため先生と生徒的な面もある。

笑っていてほしい大切な子。

 

・ミール

恩人。

コムギの父なので何かと接することが多い。

快く部屋を貸してくれた上に三食まで付けてくれた恩人。

 

タージュ

友人。

白永がこの世界に転生してきて初めて出来た友人と呼べる人物。

紆余曲折あり、ある真実を知った後も変わらず友人として接している。

 

コゲ

同胞、仲間、家族。

とある縁から白永たちと暮らすことになり、白永も徐々に家族のように接し始める。

健啖家仲間なので気も合いやすい。

 

ハンナベリーパーシモン

協力者、仲間。

三章にて再び天界へ行くきっかけを作った苺の神と柿の神。

崇拝するが如く懐かれていることに白永は時々引くが基本的には友好的な関係を築いている。

 

フライデル

仲間。

第三勢力の仲間を探していた際、拠点を得てから初めて勧誘に行った風の神。

グータラだったはずのフライデルは白永に対してオカンや面倒な彼女のようなムーヴをするが、男神である。

 

レイト

仲間、同郷。

第三勢力の勧誘に行き、相手の望みを叶えた結果仲間になった保存の神。

同じ故郷を持つ稀有な存在でもあり、精神年齢が比較的近いため気も合うようだ。

 

ニッケ

仲間。

レイト経由で第三勢力にやってきた芸術の神。スケッチのモデルに抜擢したりと白永のことを気に入っている。

 

スイハ

初めてこの世界で出会った女神。

過干渉や人の話を聞かないところが白永は苦手だったが、三章では慣れてきた。

 

ビズタリート

敵対したこともあるが、二章終盤からは気安い関係になっている。

ただし友人と称するのは白永もビズタリートも微妙に癪に障るようだ。