「――私が守ってみせよう」
年齢:29才
性別:女
血液型:A
誕生日:10月23日
身長:205cm
出身地:ベタ村(現世)/日本(前世)
一人称:私
二人称:呼び捨て、許可されたあだ名
ピックアップイラスト
「マッシヴ様のいうとおり」のキャラ。
伊織(主人公)の母。
世界の神の手により転生した後、願いであった『元気で健康な体で息子と暮らす』が物凄い形で叶えられムキムキマッシヴな恵体になった。
その肉体と処女懐胎という形で伊織を生んだこと、加えて魔獣退治を始めとした人助けにより聖女マッシヴ様として広く知られていくことになる。
喋り方は若い頃に師事を仰いだ人物の影響で変わってしまったが、性格そのものと息子を想う心は変わらない。
『聖女マッシヴ様』は人々に筋肉信仰の信仰対象である筋肉の神の加護を受けていると思われている。
実際には世界そのものの神の加護であるため更に上位のものである。
伊織に対しては基本的に見守り、時折手を貸すスタンスだが根っこの部分は溺愛しているため心配性になりがち。
この心配や不安は息子以外にはあまり出ず、相手の気持ちを優先する。
スキンシップも雄々しいためハグを相手の死因にしかねない勢い。伊織は大変。
前世では入院生活続きで息子と長く接することができなかったため、19才でも小さな子供扱いしている面があった(子守歌を歌ったり等)
ファッションは着ることができれば何でも、というスタンス。
ただ「オシャレというものは見栄のためより自分が楽しむためにした方が楽しい」という持論も持っている。
犯罪者でも反省の意思がある者にはチャンスを与えたいという考えの持ち主。
性善説を信じているのかと思うほど度が過ぎることもある。
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■口調など
「~だ、だな、だろうか?」
雄々しい武人のような喋り方をする。
これは今世での師匠から移ったらしい。
前世の頃は「~ね、よ、なのね」
きっかけがあるとかつての口調が出ることがあるが、非常に稀である。
■外見など
首の後ろで無造作に縛られた黒色のワイルドなボサボサロングヘアー。
橙色の目。
眼差しは前世と変わらない。
山の如き逆三角形の上半身と鍛え抜かれた四肢のマッシヴ体型。
バストは胸板に近い。まつ毛は長め。身長は今なお伸びているらしい。
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■苦手なもの
料理が壊滅的に下手。
特に生まれ変わってからは自分に合う調理器具がなく、余計に酷いことになっていた。
本編では189~190話辺りで徐々に克服している。
恐れていることは『再び息子を失うこと』
恋愛関連には疎い。
…というよりも前世の夫である織人に対する気持ちを持ち続けているため、無意識に他の人間との恋愛について考えることを回避しようとする傾向にある。
それを自覚すれば真摯に向き合う。
■能力・特技
騎士団が出動するほどの魔獣でもパンチひとつで退治が可能。
伊織と違い赤子の頃から生き直しているため伊織よりは世界について情報を持っている。
全身の発達した筋肉と、その筋肉に対する理解力から筋肉に愛されていると称されることが多い。
技名などないシンプルな肉弾戦を得意とするが、物語途中から鍛錬により緻密な力加減ができるようになったり、運動エネルギーを活かした作戦を実行するなど工夫ができるようになった。
――が、割れた地面に挟まれても押し返したり空高くジャンプしたり水面を走ったりと人間離れした動きは筋力によるゴリ押しである。
筋肉の波動という常人には理解し難いものを感じ取ることが可能。
■目標
世界を守り、この第二の故郷で今度こそ息子と平和に暮らすこと。
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■人間関係
・伊織
息子。
前世でも今世でも実の息子。
溺愛気味だが前世で母親として何もしてあげられなかった負い目があるのも原因の一つ。
その一方で自立を促し成長を喜ぶ一面もある。
仲間。実の子供のように思っている。
ヨルシャミにとっても弱みを見せられる稀有な人物。
仲間。大切な人。
ミュゲイラ側から一目惚れされたことがきっかけで交流を深める。ミュゲ呼び。
初めは一線を引いていたが静夏からも向き合うようになり…?
・バルド
仲間。大切な人。
バルド側から一目惚れされたことがきっかけで交流を深める。
ミュゲイラと同じく初めは一線を引いていたが、静夏からも向き合うようになり…?
・織人
前世の夫。
静夏は先立つのは自分だろうと考えていたが、先に死んだのは織人だった。
それにより決壊したように病が増悪し日常生活を送れなくなってしまった。未だに想いを捨てられないでいる。
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■前世
緩く纏めた黒髪と黒い目。
生まれつき様々な病気及び発病リスクを抱えた病弱な体だった。
夫の織人が存命だった頃まではまだ自分一人の力で動くことができていたが、織人の死後は徐々に弱っていき寝たきりになる。
また、この頃に悪化した病により特殊な設備を持つ病院に入院する必要があり、伊織がバイク免許を取った理由の半分は『遠方にあるこの病院へお見舞いに行くため』である。
旧姓は出雲(いずも)
日本有数の良家であり、家族は父母と兄。
厳しい家庭であり駆け落ち同然で出ていったが、両親は静夏と会わずとも入院費を援助するなど繋がりは切れていなかった。
転生し見た目はかなり変わったが、伊織曰く眼差しだけは変わらないらしい。
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※ここよりネタバレ含む
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■師匠について
師匠は受肉した筋肉の神オルガイン。
神の受肉は期間限定だが、世界の神から要請を受けたオルガインは静夏に戦い方や生き方を教えるため予定外の受肉を行なう。
本来はここまでの配慮はされないが、世界の神が伊織の母を心配する言葉を聞いて手配した。
これは救世の先行投資だが「受肉時期がズレる」「神の受肉先の肉体は他人を使わない場合は世界の神が作り出すため、救世主を呼び込むのと同じくらいの負担がある」ことを鑑みると破格の対応。
理由として神にもとある理由から罪悪感があったと思われる。
その後オルガインは元の不干渉域に戻っていたが、次の受肉期を迎えたためとある場所に現れた。
なお、世界の神が指示した自己防衛の一環として定期的に受肉して魔獣を狩っており、ミュゲイラが子供の頃に里で目にして憧れを抱いたのもオルガインである。
■今世での出自
伊織と違い静夏はこの世界で一から生まれて育ってきたため、現世は現世で親兄弟がいる。
家族はベレリヤ国の王族で、本人も国王の長女(第二子)
本来の出身も王都ラキノヴァだがとある理由からベタ村出身と偽り、王族との関係も伏せていた。
現世での本名はオリヴィア。
父がアイズザーラ、母がミリエルダ、兄がメルキアトラ、弟がシエルギータとイリアス、妹がリアーチェ。
■心配していること
生まれ変わってから伊織に恐ろしくてはっきりとは訊ねられていないことが一つある。
このことについてようやく口にできたのは795話になってから。