「母のエゴは反則だ、ズルすぎるってもんだ、なあリオニャ」
年齢:外見年齢20代
性別:男
血液型:A
誕生日:5月2日(日本の暦換算)
身長:188cm
出身地:レプターラ
一人称:俺
二人称:呼び捨て、~さん(ベンジャミルタのことは「師匠」呼び)
ピックアップイラスト
「マッシヴ様のいうとおり」のキャラ。
レプターラの異種族保護組織『ルースト』を纏める南ドライアドの男性。
肉体派に見えるがれっきとした魔導師であり、風属性の魔法を得意とする。もちろん近接戦闘も可能。
ルーストの構成員であるメリーシャの従兄で、人間のもとから彼女を救い出したのもメルカッツェである。
メリーシャのことは可愛く思っているが妹に対する感情に近い。
ベンジャミルタの弟子。
厭世家である彼に同行する形で魔法の使い方を学んだ。
二人はメイン属性が異なるため学ぶ速度はそれほど早くはなかったが、ベンジャミルタは多数の属性を操る者の多いエルフノワールのため育成が不可能というわけではなかったようだ。
記憶を失う前のバルドとも顔見知りであり、彼には一目置いている振る舞いをする。
喫煙者であり、同じく喫煙者であるバルドとはタバコの貸し借りをすることもあるようだ。
面倒見の良さから様々な人に慕われており、広いレプターラの各地に協力者が存在している。ルーストが陰ながら大きな組織に育った理由のひとつ。
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■外見など
長い薄茶のポニーテールに赤い瞳。
ピアスを三つ付けていることが多い。
頭のサボテンはポニーテールの付け根辺りに生えており、大抵いつも赤い花が咲いている。
従妹のメリーシャとは違うタイプのサボテン。
筋肉質な体には傷跡が多く、そのほとんどが人間に付けられた切り傷であるようだ。
■口調など
「~だ、だろ、なンだ、なのか?」「~してェんだ、~ってェことか?」
ややヤクザ口調。
小さなェはひらがなであることも多い。
一見怖い印象があるが祝い事には「おめっとさん」と声をかけるなど優しい面も持つ。
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※ここよりネタバレ含む
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■本心
懐が深くブレーキ役になることが多いが、メルカッツェもメリーシャやミドラたちと同様に人間を種族ごと嫌っていた。
例外は古い付き合いのバルドくらいである。
ただし自分の憎しみを理性で抑え、合理的に判断することができるため普段の振る舞いからはわかりにくい。
本編十章ではリオニャの願いを聞き入れ、人間は嫌いだと公言しつつも人間と異種族の共存を目指して動き始める。
■アズハル弑逆計画後
新生レプターラではルーストを首都セラームルの警備団に転身させた。
基本は首都専門だが広い人脈から入ってくる情報によっては各地の魔獣退治に出向いている。
魔獣退治はベンジャミルタたちも積極的に出向いているので、そちらにも情報提供しているらしい。
かつてルーストが異種族の保護用に使っていた施設や拠点用に管理していた施設は各地の監視や管理、未だ残る差別からの避難所、遠征の中継地点として運用し、余ったものは貸し出している。活かせるものはとことん活かす性格。
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■人間関係
師匠。
ベンジャミルタは魔法に関して以外は適当な面があるため、修業時代はメルカッツェが日常生活の手伝いをすることも多かった。
魔導師としては尊敬している。
・バルド
古い知人。
知り合った当時はベンジャミルタ経由だったため、さほど仲が良いわけではなかったがバルドの知識や振る舞いを見て親しみは持っていた。
現在は戦闘中に背中を預けることも多い。
・リオニャ
師匠の嫁の一人。
リオニャがベンジャミルタとはぐれた後、巡り巡ってメルカッツェが彼女を助けてルーストで保護した経緯がある。
パワフルなリオニャにはたびたび「規格外だな……」と思わされているようだ。
従妹。
親が兄妹。メリーシャの気持ちに気づいている節があるが、今のところ可愛い妹のような存在である。
ただしこれは『だから気持ちをぞんざいに扱う』ということとはイコールではない。
・ミドラ
仲間。師匠の嫁のパートナー。
リオニャより以前に人間の手元から助け出し、ルーストで保護した。
紆余曲折あり、ミドラがリオニャのパートナーになったことで『師匠の嫁のパートナー』という複雑な関係になった。