「速さを追い求めること、それが私の生き甲斐なのであります!」
年齢:19才
性別:女
血液型:A
誕生日:20月4日(日本の暦換算で8月4日)
身長:169cm
出身地:ハイトホースの群れ(移動式)
一人称:私、自分
二人称:~殿、~博士、~様
ピックアップイラスト
「マッシヴ様のいうとおり」のキャラ。
ハイトホースの女性。
ナレッジメカニクスの一員でセトラスの部下にあたる。
普段は明るく真面目だが『速さ』が関わると暴走しがち。
善人に見えるものの速さを何より優先し、他はどうなってもいい性格はナレッジメカニクスに馴染んでいるといえる。
羞恥心がゼロに近い。
黙っていれば美人。
変装が雑。顔に葉っぱを付けて「パト仮面」を名乗ったこともある。
雑だがわりと通用していた。
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■口調など
「~です、ですか、であります」
エセ軍人口調。
劣悪な環境で育ったため正しい敬語がわからなかった頃、それでも恩人のセトラスにタメ口は使いたくないと練習した結果なんかちょっと違う感じになってしまった。
■外見など
茶髪に赤紫色の瞳。
髪型は俗に言うインテーク。束ねた毛先のみ切り揃えられている。
馬の耳と尻尾を持ち、本来はハイトホースの特徴の一つである馬の両脚は馬モチーフの逆関節メカニカル義足に置き換わっている。
(※なお馬は逆関節ではないですが、あくまでモチーフのためパトレアの義足は作中では逆関節と表記しています)
義足には魔法と科学の合いの子であるジェット噴射機構などの機能有り。
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■目標
・もっと速く走れるようになる
・いつかバイク様に競争で勝つ!
■好きなもの
・速いもの
・バイク様
・セトラスをはじめとしたナレッジメカニクスの面々
■戦闘スタイル
勝利条件を付けた競争を好む。
肉弾戦の場合は足技やタックルを得意とし、ギミックを仕込んだ義足なら踵やふくらはぎ部分から特殊な加工の施された刃を出すことができる。
単騎なら打たれ強く素早く攻撃力性も高いため非常に厄介。
その代わり『誰かを守りながら戦うこと』が不得手という弱点がある。
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※ここよりネタバレ含む
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■バイクとの関係
伊織のバイクに速さ勝負で負けた後、バイクに恋をしてしまう。
その後「バイク様」呼びで慕い、隙あらば勝負を仕掛けている。
ライバル感情もあるようだが基本的に思慕が強め。
負けても悔しさよりもまず先に「さすがバイク様であります!」「私も精進しなくてはなりません……!」とやたらポジティブ。
バイク自身も速さの勝負には真摯で、まんざらでもない様子である。
伊織の洗脳後はバイクにもその影響が出たため、ネロから「バイクが更に早くなる伸びしろを奪った」と指摘されパトレアは気にしていた。
これに関してはパトレアなりの答えを出している。
■過去
とあるハイトホースの群れの長の娘だったが、生まれつき両脚に疾患があり歩くことすらままならなかった。
プライドの高い父にほとんど家から出してもらえないまま忌み子として生かされ育つ。
母親は忌み子を生んだ罪で群れから追放された。
なおこのハイトホースの群れでは走れない子供を忌み子として扱い、その忌み子が生きている間は次の忌み子は生まれないという俗説があったのがパトレアが生かされた理由である。
実際には次の忌み子が生まれた際に前の忌み子が殺されている。
族長は走ることに関して優秀な一族で、パトレアの兄弟はとても足が速かった。
13才の頃、人体実験の材料採取にやってきたセトラスに発見され、セトラスはパトレアだけを両脚を義足に置換するテスト要員として回収。
その後部下として採用された。
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■人間関係
・セトラス
恩人、上司、疑似親子。
パトレアは自分に速く走れる足をくれたセトラスに恩を感じている。
疑似親子についてはパトレアもセトラスも自覚がない。
・バイク
恋する相手、目標。
バイク様呼び。
競争をきっかけに自我のある乗り物相手に惚れてしまい、前途多難と思われたが存外バイクからの心証は悪くないようだ。
バイクのために楽しみながら切磋琢磨している。
群れのボス。
セトラスの更に上の地位であり組織の首魁でもあるため、パトレアも相応の緊張感を持って接していた。
が、オルバートが構成員と接する機会を増やした頃から慣れてある程度自然体を晒すようになる。
・伊織
バイク様の主。
伊織の洗脳後は彼から姉として見られ弟のように接されるが、群れの家族として受け入れつつも一貫して「イオリ殿」呼びだったのでシァシァやセトラスたちよりは線引きがしっかりしている様子。
・静夏
聖女マッシヴ様、おばあ様。
伊織はバイクの主であり兄弟のように見える。パトレアはバイクと結婚したい。
そんな思考の結果、物語終盤(十三章)で伊織の母である静夏のことを「おばあ様」と呼び始める。
・ネロ
嫌なことを言ってきた人。
とある山で戦闘になった際、痛いところを突かれてから若干敵視している。ただし恨むといった雰囲気はなくカラッとしているようだ。