ナレーフカ

 

「……おかしくはないわ。家族に自分のすべてを教えなきゃダメなんてことないもの」

 

年齢:外見年齢10代

性別:

血液型:

誕生日:11月11日(日本の暦換算)

身長:145cm

出身地:ラプトブルグ

 

一人称:

二人称:~君、ちゃん、さん、先生


ピックアップイラスト


マッシヴ様のいうとおり」のキャラ。

 

ヘルベールフレフェイカの一人娘。

母は単眼種だがナレーフカは人間ベースなので目は二つある。

髪と目の色は父譲り、髪質は母譲り。ただ髪のハネた部分にはヘルベールの特徴が垣間見える。

 

とある理由から延命処置を施されているため外見年齢≠実年齢。精神は成人女性である。

落ち着いた喋り方をするため引っ込み思案な印象を受けるが意外と活動的。

自宅を訪れた伊織ともすぐに打ち解けた。

 

父がナレッジメカニクスで行なっていることは大雑把には把握しており、致し方ないと受け入れつつも罪悪感は抱いている。

 

国の人々からは母共々魔女と呼ばれ、迫害されたため現在は人里離れた花咲く草原の一軒家で母と生活中。

人間は嫌いではないが不安が勝るため村や街には出ない。

 

父には隠しているが、じつは筋肉ペンギンが好き。

 

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■口調など

「~だわ、ね、だよ、なの?」

 

両親のことはお父さんお母さん呼び。

シァシァのことは「シァシァ先生」、伊織のことは「イオリ君」と呼ぶ。

相手を「あの子」「この子」と言うことも。

 

■外見など

ウェーブの付いたグレーの長髪。インテーク。

ただし前髪は癖毛ではない。

青い瞳。

 

実年齢は成人済みだが、十代前半ほどの華奢な少女の体をしている。

 

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■能力・特技

一般的な魔導師と異なる魔力操作の仕方。

魔導師が「ルートは何でもいいからここに集まれ」「この現象を起せ」と命令するとすれば、ナレーフカは「このルート(近道)を通ってここに集まれ」と誘導にのみ細かな指示を出せる。

 

また、他者にものを教えることが上手い。

 

■好きなもの

・父と母

・筋肉ペンギン(筋肉ペンギンそのもの&筋肉ペンギンの絵本やグッズ)

・プリン

 

■苦手なもの

・外の世界

・好奇の目を向けてくる人間

・争い事

 

 

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※ここよりネタバレ含む

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■特異体質について

生まれつき体に魔力を溜められる量が多く、しかし魔法を使う才能はなかった。

普通は魔力量=魔導師の才能がある、という図式のためナレーフカは特異体質だと思われる。

 

魔力は時間経過により自然と溜まってしまうため、発散する方法がなく死にかけていた。

これを莫大な魔力を食う延命装置を埋め込むことで解消。

その代わり望んでいたわけではない不老の体となる。

なお長命種のサイクロピエンスの血を引くため元から通常の人間より長命の可能性があった。

 

その後、この特異体質はサイクロピエンスの二次性徴が訪れる年齢になったことで強化されており、それにより延命装置による抑制を上回り再び命の危機に瀕してしまった。

 

父のヘルベールはナレーフカの延命処置と定期メンテナンスを受ける代わりにナレッジメカニクスに協力している。

ただしキメラを作り出したり生物実験を行なうのはヘルベール本人の資質によるものであり、非人道的なこともわりと楽しんでいる節がある。

そのため本来はナレーフカが罪悪感を抱く必要はないが、娘として責任を感じているようだ。

 

■ニーヴェオとナハティ

ニーヴェオはヘルベールが作った巨大な白猫のキメラ。

人工ワールドホールが開いた後、ヘルベールが聖女一行に加わったことからナレーフカもニーヴェオと接する機会が増えた。

名前を付けたのもナレーフカである。

 

ナハティはワールドホール閉塞作戦後にヘルベールが瀕死の猫を助ける形でキメラ化した黒猫。

このナハティの名付け親もナレーフカで、様々な事柄の助手として頼りにしている。

 

■ワールドホール閉塞作戦後

「母のフレフェイカを説得するために、自分だけで世界を見て回りたい」という理由から一人旅を決行。

ヘルベールにより普通のネコに見えるよう幻視させたニーヴェオを旅のお供に付けられる。

 

その後、各地を巡って知識を得たナレーフカは温暖な気候の土地に貸家を借りて獣医として生活するようになった。

外見は子供のままのため、越えるべき障害は多いが強かに生きているようだ。

 

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■人間関係

 

ヘルベール

父親。

今まで父の所業を知らなかったが、その全容を知ってからはナレーフカなりに罪滅ぼしを考えるようになった。

今も昔も大好きな父親。

 

フレフェイカ

母親。

ナレーフカはいつか母も外の世界へ再び足を踏み出せるようになることを願っている。

 

シァシァ

先生。

延命装置のメンテナンスのたび数日滞在していく先生。ナレーフカから見たシァシァは気さくで可愛がってくれる人。

訪れるのは数年に一度という頻度だが親しみを持っている。

 

伊織

年下の友達。

弟のような存在でもあり、生徒のような存在でもある。伊織のまっすぐだが不安定な部分を少し心配している。

実家では共に魔女誘拐事件の被害に遭った。

 

ネロ

仲間、友人。

一生懸命な様子を応援しており、ワールドホール閉塞作戦で守ってくれたことをずっと覚えている。

魔法少年の衣装を密かに可愛いと思いながら見ていた。