サルサム

 

「あのな、お前があんまりにもあんまりだから目を離せないだけだ」

 

年齢:27才

性別:

血液型:

誕生日:4月23日(日本の暦換算)

身長:184cm

出身地:ベレリヤ ラストラ

 

一人称:

二人称:~さん、呼び捨て


ピックアップイラスト


 「マッシヴ様のいうとおり」のキャラ。

 

ニルヴァーレの指揮下でバルドと共に魔石を集めていた青年。

地味な顔つきでいわゆるモブ顔。

今までは仕事にそれを活かす等容姿を気にしたことはなかったが、バルドとニルヴァーレに挟まれた際は少し複雑だった。

 

バルドとは違い自分の意思で加担していたが、それはニルヴァーレの金払いが良かったからであり、ナレッジメカニクスが何をしているか詳細は知らなかった。ただしニルヴァーレとの会話や施設に同行させられた際に下っ端構成員の会話を耳にしていたことから、北の施設から古の魔導師(ヨルシャミ)が逃げ出した等、大雑把な情報は把握している。

 

普段は何だかんだ言いつつ見守る系のお兄さんといったポジション。

常識人だと本人も思っており、そう振る舞うようにしている節があるがサルサムの常識と一般常識とのズレは大きい。

 

世話焼きは生来の性格のため、年上なはずのバルドにも発揮されている。

要するに手のかかる子供属性に弱い。

バルドの自由さに振り回されつつも憧れている面がある。

自分も自由にしてやると決め、ニルヴァーレが魔石になったことをきっかけにバルドと共に聖女一行を追い、その後仲間入りした。

 

世話焼き、面倒見がいいという点からリータに親近感を持っていた。

しかし失恋ポジティブおばけと化したリータには一目置きつつも若干接し方に戸惑っている。

なお自分の妹と重ねて見がちだがリータの方が遥かに年上、何なら両親より年上である。

ミュゲイラはサルサムの脳内でバルドと同じカテゴリー入りした。

 

年下且つ見た目の幼い伊織に庇われ彼が怪我をしたため、やや負い目を感じている。

 

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■口調など

「~だ、だろ、だな、なのか?」

レアだが敬語を使うこともある(父の友人のミカイル等は敬称付き)

気安い相手へのツッコミは鋭め。

 

■外見など

焦げ茶の髪に紫の瞳。

一重。

モブ顔であり、これは母親からの遺伝(という名の贈り物。任務に活かしていた)

 

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■特技・短所

ナイフや暗器を始めとした武器の扱いに長け、頭も良い方。

足音がしない。

交渉も得意で取引から値切りまで卒なくこなす。

 

ある程度の薬の調合ができるが「ある程度」は自己申告。

実際は一部のジャンルに限るがプロ並みの薬を作ることができる。痛み止め、毒薬、気付け薬が特に得意。

 

物語中盤~後半から人間離れが加速するが普通の人間。

 

▼酒癖 

アルコールにだけは周囲がびっくりするほど弱く、絡み酒から泣き上戸までコンプリートした反応を見せる。

気分によっては脱ぐわ歌うわ穴を掘るわ吐くわ色々と激しい。

 

しかし翌朝目覚めた頃には記憶からすっかり抜け落ちているため本人は長い間自覚していなかった。

二日酔いにはなるが昼までに必ず抜ける体質。

自分の体に優しくない上、治療や気付けで薬剤もよく使用するため肝臓が弱っている様子。

 

物語の途中で酔い方の最悪さを自覚した後は後悔に苛まれながら禁酒している。

 

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■家庭環境

とある大家族の長男で下に妹と弟が多数いる。

面倒見はいいが、その面倒見の良さが口煩いオカン系なのか一部の兄弟姉妹には煙たがられていた模様。

特に妹のサリアには流血沙汰の喧嘩に発展することが多かった。

ただしこの一家の目線から見ると事件というより日常の一幕らしい。

 

▼家族構成

父:ルーカス  母:アルナ

弟:ナルルキウスアクア、アリアル

妹:サリナ(双子)、サリア(双子)

 

実家は所謂『何でも屋』を家業としており、探偵業から暗殺まで幅広く請け負っている。

両親共にその血筋で、大口の仕事で各地を飛び回っており帰ってくることがほぼないためサルサムが親代わりだった。

兄弟姉妹全員が成人するまでサルサムが仕送りをしていたのは家が貧乏というより仕事に使う備品や小物、仕掛け類や設備や手入れにお金がかかるからである。

家族もサルサムの仕送りのみを頼りにしていたわけではないので、仕送り停止をきっかけに本格的に各人で仕事を始めた様子。

 

サルサムの持つ技術は両親から叩き込まれたもの。

家族全員倫理観は一般人からかけ離れており、喧嘩にも武器や罠の使用が推奨されている。

 

▼実家の家業

両親はそれぞれベレリヤの殺し屋一族の長女と、ボルワットで主に暗殺を裏稼業とする一族の長男。

後者は表向きは探偵業に近く、傭兵まがいのことから迷い猫探しまで報酬が一定額以上なら幅広く請け負うまさに何でも屋。

 

サルサムは父親寄りの仕事観をしている。

 

 

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※ここよりネタバレ含む

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■十章以降の様子

バルドが一部の記憶を取り戻してからは仲間の中で一番彼との付き合いが長かったためか、他の仲間よりもバルドが別人のように見えていた。

第十章の終盤にて落ち着くところに落ち着く。

 

リータへの恋心を自覚してからはとある勘違いから青くなることが多かったが、第十一章にてこちらも落ち着くところに落ち着いた。

最高に面倒な男。

 

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■十章以降の人間関係

 

バルド

バルドが記憶を取り戻してからも変わらずバディとして接し、バルドとしか見ていないが彼の過去に理解はある。

気の置けない相棒であり友人。

 

リータ

恐ろしく遅れた初恋相手であり恋人。

相性は良いが巡り巡ってお互い凄まじい勘違いをしたりと紆余曲折あった。戦闘面でも信頼している。

 

ミュゲイラ

ヒヤヒヤする面は相変わらず残っているが信頼している仲間。

ただし未来の義理の姉だと考えると若干複雑な心境になる。

 

ペルシュシュカ

仲間。

ある意味恋のキューピッド。

リータとのアレコレにおける恩人だがサルサム的には借りという感覚。