「万化亭の若旦那……あの人にスカウトされて、ようやく、ようやく認められたと思ったのに」
年齢:36才
性別:女
血液型:O
誕生日:8月25日
身長:177cm
出身地:西に位置するとある小国
一人称:私
二人称:呼び捨て、通称呼び、~さん
「暗渠街の糀寺さん」のキャラ。
蒼蓉が設立した万化魔法専門学校の教員。魔法歴史学担当。
プライドが高いが、それは自己肯定感の低さと自己顕示欲が合わさった結果という難儀な性格をしている。
自分の認めた者に認められて初めて満足感を得られるタイプ。
初日から『万化亭の若旦那の推薦』という鳴り物入りで現れた柚良を目の敵にしており、年齢の劣等感も相俟って嫌がらせに発展するが柚良はまったく気がついていなかった。
毒気を抜かれかけるが柚良が蒼蓉の婚約者だと判明し反発が激化。
そこへ浩然からとある『誘い』がかかり…?
共に魔法歴史学を担当するアルノスを舎弟のように扱っているが、それは過去に彼を救ったことがあるからである。
しかし恩はあっても信頼関係は築けなかった。
不要と判断したものは遠慮なく切り捨てる性格をしている。
柚良=魔導師ユリアとは気がついていない。
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■口調など
「~だわ、ね、なの? じゃない」
やや高圧的な雰囲気。自分が認めた目上(蒼蓉など)には相応の敬語を使うが稀。
■外見など
ウェーブした黒髪にピンク色の目。
サイドヘアーのみ縦ロールにしている。
目つきは悪めで、眉間や目元にはややシワがある。
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■経歴
西に位置するとある小国で誕生。
それなりの血筋とそれなりの地位を持って育ち、その過程で潤沢な書物を読み漁って歴史学に興味を持った。
魔導師としての頭角も現したが、両親が事業に失敗し一家離散してしまう。
両親に認められることがないまま暗渠街へ流れ着いたメタリーナは小さな組織の用心棒として雇われる。
アルノスと出会ったのもこの頃であり7年前。
しかし組織はあまりにも弱小であり、長い間燻っていたところをスカウトしたのが蒼蓉だった。
その後アルノスと共に万化魔法専門学校の教員として働き始める。
■目標
自分の認めた者に自分を認めてもらい、幸せになること。
■能力・特技
炎属性の魔法を得意としており、前の組織に居た頃は戦闘要員として動いていた。
身体強化も使えるが専門としている者ではないため補助程度である。
子供の頃から魔法歴史学に興味を持ち、当時は裕福で望むままに様々な古書を買い与えられいたため知識は潤沢。
性格に難はあるが魔法歴史学担当者としては適任だった。
アルコールはわりと飲めるタイプ。
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■人間関係
・アルノス
容姿と才能を利用しようと助けた駒。
舎弟や部下のように扱っており、反論や反抗的な態度を示されると苛つく。
・蒼蓉
雇い主。
暗渠街の大物中の大物ということもあり、やや心酔に近い感情を向けている。
ただしスカウトは間接的なものだったため、最近まで直接会ったことはなかった。
・柚良
THE・目の敵。
端的に言えば嫉妬の対象だが、様々な複雑な感情を含んでいる。
・浩然
メタリーナをスカウトしに来た男。
信頼も信用もしていないが、浩然及び隠世堂に能力を認められたことで一定の満足感を得ていた。
しかし時間経過と共に不信感も抱いている。