サヤツミ
「しかも人間の子じゃないか、なんて可愛らしいんだ！ おかげで微睡んでいた頭もはっきりしたよ、ありがとう！」
年齢：？才
性別：男
血液型：？
誕生日：？
身長：185cm
出身地：？
一人称：俺
二人称：呼び捨て、可愛い人間
「攫われ姫ゼシカの実記」のキャラ。
理由あって城の書庫に封印されていた魔神。
魔神と呼ばれるものの魔族を愛する神ではなく、人間を愛でている。
その愛で方は孫を猫可愛がりするおじいちゃんやペットを愛する人々に近いため距離が近すぎることがあるが、サヤツミとしては異性に向けるような下心はまったくない。
ゼシカは人間の中でも特に気に入っているが、それは彼女に恩があることが大きいようだ。
久しぶりに出られた外の世界を満喫しており、しょっちゅう遠征しては不可思議なお土産を買ってくる。
しかしその行動は幸いにも地方の活性化に繋がっていた。
地方で散財したり、ネームバリューが上がってからは居るだけで人寄せになったり、気まぐれでしたアドバイスが効果覿面だったりするためである。
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■口調など
「～だね、だよ、だ、かい？ かな？」
若い青年のようであり老齢の男性のようでもある。
基本的に快活でいつも楽しそう。
■外見など
金髪の長髪を後ろで纏めている。左右に分けた前髪。
赤い目。縦長瞳孔。
牙のような八重歯。
表情にもよるがデフォルトは垂れ目につり眉をしている。
きちんとした身なりをしていることが多い反面、ハイヒールを好んでおり色々な種類を持っているようだ。
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■能力・特技
戦闘能力が高く、保有している魔力はナクロヴィアの結界維持に必要な年間魔力の半分を気軽に受け持てるほど。
寒暖差に強いのは魔族と同じだが、サヤツミの場合は恐らく火口に放り込んでも生きている。
壁を垂直に歩ける。
魔法全般も得意としているが、特定の人物にしか使えないものはサヤツミも使えない。
コミュニケーション能力が高く、人見知りもしないため初対面の相手でもズンズンと懐に潜り込める強みがある。
ただしこれは場合により短所にもなるようだ。
■好きなもの
・人間
・ゼシカ（人間の中でも特にお気に入り）
・崇められること。ただし強要はしない
・ハイヒール
・変わったもの。面白いもの
■苦手なもの
・面白くないもの
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※ここよりネタバレ含む
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■名前
本来は名前を持っておらず、サヤツミという名前は彼を守護神や守り神として崇めていた古代の人間たちが付けたもの。
本人もそれを大変気に入っている。
■家族
姉に聖神がおり、サヤツミは姉が大好きでシスコンを極めている。
しかしそれが災いし、姉からは大層嫌われていた。
サヤツミ自身は嫌われていることを大して気にしていないが、封印を必要とするほどの呪いをかけたのは他でもない聖神である。
この世界の人間は聖神の血を受け継いでいるため、サヤツミの人間好きにはこれも大きく影響している。
■呪いと封印について
聖神から受けた呪いが周囲にも影響を及ぼすものだったため、その呪いの力がなくなるまで自主的に封印されることにした。
その結果、ゼシカに封印を解かれた段階での呪いは欠片もなくなっていた。
封印も経年により綻びが生じ、サヤツミという名前を呼ぶことが完全に解けるきっかけになるほどだった。
これは人間に付けられた名前が魔神の真名になっている証拠とも言える。
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■友人
アズラニカの父・ラジェカリオやメルーテアの祖父・オトとは友人として接していた。
気の置けない関係だったが、サヤツミは「いつか当ててみなよ」とクイズ感覚で名前を伏せていたため、主に「魔神」と呼ばれていたらしい。
サヤツミの封印は呪いの効果がなくなった時点でこの二人によって解かれる予定だったが、病死などの理由からそれが行なわれず、ゼシカによる封印解除に繋がった。
サヤツミが最後に二人に会ったのは封印直前ということになる。
それを嘆き悲しむメンタルはしていないが、心の中で弔うくらいはするようだ。
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■人間関係
・ゼシカ
可愛い人間の子。お気に入り。
封印を解いてくれた上、友の最期を見せてくれた（手記を見つけてくれた）ことから気に入っている。
ゼシカの性格も好きなようで協力は惜しまないが、サヤツミからお願い事をすることもある。
ラジェカリオの息子。
個人としてはそこまで好感度は高くはなかったが、ゼシカの夫であることとラジェカリオに似ている部分があることからそこそこ気に入っている。
後者は「遺伝って面白いなぁ」という気に入り方。
・メルーテア
オトの孫。
こちらも「遺伝って面白いなぁ」と思っている。
・ベレク
可愛い人間のコック。
人間だし料理も上手いし良い子だ！ などと思っている。
・クレイス
可愛い人間の子。勇者。
特に聖神の血が色濃く出ているのでお気に入りだが、それがわかった時点ではすでにゼシカの方がお気に入り度が上回っていた。
怯えているところも可愛らしい。
・ラジェカリオ
友人。
陽気なところが嫌いじゃない。
・オト
友人。
いつも口うるさいが悪くはない。